貧窮は主に若者子供女性を襲っており、何とか問題解決の方向に向かわないと、貧困率世界第4位の日本は大変なことになると思っております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
A大学教育学部3年生のBさんから次のメールをいただきました。
A市の生活保護家庭の子ども達と触れ合うなかで、 彼らの生活を目の当たりにしました。 明るく振る舞ってくれる一方で猛暑の中、 アパートにはエアコンもなく、 外出する体力さえ失っている子がいます。”お金がない” ことを理由に、希望する進学先を親に言わない、「 自分には行く資格がない」と言う子がいます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
生活保護制度は生活困窮者がホームレスにならないための最後の防 波堤です。今回の政府計画は狭き門を閉鎖するに等しいものです。 ホームレスが増えれば歳出
削減にもなりません。 格差社会の下では能力に応じた課税強化で対応すべきと考えます。
削減にもなりません。
===========================
生活保護世帯の高校生からのメール(第2回シンポジウム 稲葉報告より)
私は高校生です。私の家は生活保護受給家庭です。私の人生は普通の高校生が送ってきた人生と はかなりかけ離れていると思います。恐らく想像もつかないでしょうし、話せば同情、偏見様々な 意見があるでしょう。
通学に一時間半かかる高校に通っていて朝は 4 時半に起きて弁当を作り、学校帰りにそのままバイトに行き、帰宅するのは 22 時頃。勉強もありますし家事をしたりで寝るのは 0 時か 1 時です。
私がおかしいと思うのはバイト代が差し引かれることと、扶養義務についてです。 私は専門学校への進学を考えてバイトを始めました。 高校生のバイト代が生活費として差し引かれるのは当たり前のように思われていますが、学校に通い成績上位をキープしながらバイトをするということがどれだけ大変なことか分かって頂きたい。 そしてバイトをするのは決して私腹を肥やすためではないことを。
専門学校も奨学金で行けばいいと言われますが、専門学校卒業後、高校の奨学金と専門学校の奨 学金を同時返済し更には親を養えと言われる。高校の奨学金の返済で 84 万。進学するとなれば 200 万以上はかかります。
私はいつになれば私の人生を生きられるのですか。いつになれば家から解放されるのですか。
はっきり言って私は家族を恨んでいます。子が親を養うことも当たり前のように思われています が、それは恨んでいる親を自分の夢を捨ててまで養えということなのでしょうか。成績は充分であ るにも関わらず進学は厳しいというこの状況はおかしいのではないでしょうか。
ただでさえ切り詰めた生活をしているのに、これ以上何を我慢すればいいのでしょうか。 景気が上がれば物価は上がるのに保護費は減額? 私がどうしても伝えたいことは生活保護受給家庭の子供は自分の意思で受給しているわけではな
いということです。生活保護への偏見を子供に向けるのはおかしいです。不正受給ばかりが目につ き本当に苦しんでいる人のことが見えなくなってはいませんか。
選挙権がない私には国を動かす方々を選ぶことができません。だからこそ生活保護受給家庭の子 供について国を動かす方々にはもっと考えて頂きたいと思います
0 件のコメント:
コメントを投稿